ジェンダー、フェミニズムを学ぶ際に見落としがちな、人種、民族、階級などのマイノリティ差別の問題。一見ジェンダーとは関係ないと思われがちなこれらの問題は、実はインターセクショナルなフェミニズムを学ぶための土台です。
ジェンダー、フェミニズムを学びたいみなさんに、いま旬なトピックをそれぞれ5回の講座に渡って、講師の方からお話いただきます。

1.講座概要

本書のもともとの関心は、トランスジェンダー生徒が学校のどのような制度のもと困難を「抱えさせられるのか」ということを、トランスジェンダーの若者への調査を通して明らかにしようとするところから出発しました。ところが、調査を進めていくうちに、トランスジェンダー生徒が困難に直面する過程は、学校の中の性別の区分けが強められる過程でもあることがわかってきました。また、トランスジェンダー生徒は、自らの力でその困難を解消してきたこともわかってきました。
そこで、トランスジェンダー生徒が直面する困難を通して、学校の中でどのようにして性別の区分けがつくられていくのか、そして、その困難を解消する実践の過程を通して、性別の区分けがどのように変化していくのか、これらを明らかにしたいと思います。

2.日程/テーマ

 ※時間はすべて19:00-21:00。
第1回 5月28日(水)「まえがき −『トランスジェンダー生徒と学校』を書くにいたった個人的な背景」
第2回 6月11日(水)「性の多様性をどう伝えるか」
第3回 6月18日(水)「学校の性別分化とジェンダー葛藤」
第4回 6月25日(水)「トランスジェンダー生徒の性別移行をめぐるさまざまな実践」
第5回 7月 5日(土)「トランスジェンダー生徒の存在が顕在化させるもの」
 ※ すべての回でリアルタイム日本語字幕と録画を提供します。

3.講師プロフィール

土肥いつきさん

(京都府立高校教員、関西大学人権問題研究室、トランスジェンダー生徒交流会世話人)

変態が集まる「玖伊屋」(くいや) のスタッフとして2ヶ月に1回京都駅南側で夜通しの宴会をしている。また、2006年よりトランスジェンダー生徒交流会の活動を開始した。同年、通院しているジェンダークリニックの待合室のクラさに閉口して受診者をはじめた。土日平日問わず、各所に出没している。さらに2012年に大学院に入学、研究もはじめてしまった。

4.開催方法

第1-4回まで完全オンライン開催。
第5回のみハイブリッド開催(後から配信あり)。

5.申し込みについて

こちらのPeatixサイトよりお申し込みください https://b1fz2025.peatix.com/

■チケット代

・講師お一人による講座を1コースとし、2025年度は全部で7コース開催します。1コース(5回)からお申込みいただけます。
 一般・・・・・・17,600円(税込)
 学生/2024年度ふぇみ・ゼミ寄付者(5,000円以上の寄付者)・・・・・・14,300円(税込)
 ふぇみ・ゼミU30受講生・・・・・・8,800円(税込)
 7コースすべてを受講する方・・・・・・88,000円(税込)

■講座要項

・最低開講人数:15人
・開講予定日までに15人が集まらない場合、本コースを開講しないこともありえます。あらかじめご了承ください

■お申込み締め切り

・リアルタイム受講お申し込みの締め切りは最終回講座開始1時間前までです。なお、録画販売については、Peatixでのお申込み終了後、別サイトに移動の上、2024年度中はお申込みいただけます。
・お申込み時点ですでに終了している回につきましては、後から配信(録画)でご覧ください。
・zoomでのリアルタイム参加を希望される方は開始時間の1時間前までにはお申込みください。それ以降の直前のお申込みには対応できないことがあります(その場合、後から配信でご覧ください)。

■ベーシック講座割引について

・3コース以上受講される方は、3コース目以降が2割引になります。3コース目のお申込み前に、femizemi2017@gmail.comまでご連絡ください。
・7コースすべてを受講する場合は88,000円(税込)になります。お申込みの方は、ページ最下部にある銀行口座に代金をお振込みの上、femizemi2017@gmail.comまでご連絡ください。

6.受講ルールについて

・zoomのURLは開始1時間前をめどにお申込のメールアドレス宛にお送りいたします。
・zoomで参加する際、表示名は必ずお申込み時にご登録いただいた名前でご参加ください。
 本人確認ができない場合、入室許可ができませんのでご協力をお願いいたします。
・(原則として)可能な方はzoomでのカメラオンをお願いしております。
・配布資料や後から配信の無断転載は厳禁です。
・参加者の方で画面のキャプチャー、録画・録音もご遠慮ください。
・お友達、同居の方などと一緒にご覧になる際も、お1人1枚のチケットをご購入いただくようお願いします。
・Zoomのサポートはいたしません。ご自身で各サイトなどをご覧ください。
・ふぇみ・ゼミは学びの場です。事前の連絡なく、調査研究・取材を主目的として参加することは禁止です。これらの目的で参加を希望される方は、事前にふぇみ・ゼミのメールアドレス(femizemi2017@gmail.com)までご連絡ください。

■録画配信について・資料共有について

<録画配信>
・後から配信(録画配信)の無断転載は厳禁です。
・すべての回で録画配信を行います。
・講座の中でグループディスカッション等があった場合、その部分は録画には含まれません。ご了承ください。
・公開保証期間は5回分とも最終回の録画をお送りしてから2週間です。
<配布資料>
・無断転載は厳禁です。
・講師の意向にもより必ず資料を提供するとは限りませんが、基本はクラウドドライブのURLを共有します。
・会場に参加される方への資料印刷は、環境問題を考えて原則は致しません。必要な方は、可能な限りご自身で印刷または資料を見られるデバイスをお持ちください。なお、資料印刷が必要な方は事前にfemizemi2017@gmail.comにメールをいただければ対応しますが、直前の対応は必ずしもできませんので、ご了承ください。

7.問い合わせ

ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス   https://femizemi.org/
申し込みサイト https://b1fz2025.peatix.com/
寄付サイトSyncable:https://syncable.biz/associate/femizemi/
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