3月6日第1回ふぇみ・ゼミ&カフェトークセッション開催!

この度ふぇみ・ゼミ&カフェでは、あらたに不定期「トークセッション」を始めます!

当該年度のふぇみ・ゼミ生及び寄付者、過去の講師の皆様から持込企画を受け付け、ゼミ生と寄付者を対象としたセミ・オープンな研究会やトークイベントを開催します。

注目の初回は3月6日(月)開催です!

2022年度U30ゼミ生や寄付者、ふぇみ・ゼミ講師の方は無料でご参加できますので、ぜひお申し込みください!

1.開催情報

日時:3月6日(月)19:30~21:30

開催形式:ハイブリッド

会場:ふぇみ・ゼミ事務所(〒115-0045 東京都北区赤羽1丁目59−9 ネスト赤羽内)

2.発表概要

発表者:堀口典子さん(テネシー大学准教授、専門は日本近代文学、文化史)

テーマ:近世・近代日本の「ミルク」と授乳 <乳母・聖母・乳産業>

概要:近世・近代日本の女性の身体と「乳」は、家族・地域・国家の生存・拡大に関する公共言説において大きな役割を担ってきた。19世紀半ばから1945年まで、日本の国家・帝国の建設・拡張には、人口増加・領土拡大が必要とされ、健康で強靭な身体・国体の育成が求められたが、そのために誰が何を供給・授乳すべきか、という議論において、女(乳母・生母・聖母)の定義と役割は、国家と乳産業の言説と切り離すことはできない。また、戦後、冷戦下において、米国の同盟国として再構築された、健康で、強く、美しい日本の国家言説に、母乳と牛乳が果たしてきた役割は大きい。

本発表では、女・乳母・生母(「聖母」)と、人乳・母乳・牛乳の概念、制度を形成してきた政治、教育、栄養科学、乳産業、ジャーナリズム、文学、映画の言説に着目し、男性主体の物語、並びに、授乳の主体・客体としての女性の物語に焦点を当てる。

人乳、母乳、牛乳に関する視覚・文字言説を、社会的、経済的、政治的文脈の中で

分析する上で、浮世絵、手紙、日記、栄養マニュアル、規制、法律、小説、映画、テレビ、広告を参考資料として取り扱う。

3.参加費

・2022年度のU30ゼミ生、寄付者(12,000円以上)、ふぇみ・ゼミ講師:無料

・2022年度の寄付者(12,000円未満)、学生:1,000円

・一般:1,500円

4.申し込み方法

以下のフォームよりお申し込みください

https://forms.gle/K7oEUZGznTySbaji6

※12,000円以上ご寄付いただくと、通常の寄付者特典に加えてカフェ&トークセッションに参加費無料でご参加いただけます!

・特典詳細:https://femizemi.org/donate/tokuten/

・ご寄付について:https://femizemi.org/donate/

ふぇみ・ゼミ&カフェトークセッションとは…?

こちらは、ふぇみ・ゼミ生及びふぇみ・ゼミ&カフェへの寄付者を対象とした、セミ・オープンな形の研究会やトークイベントです。開催に当たっては、当該年度のふぇみ・ゼミ生及び寄付者、過去の講師の皆様から持ち込み企画を受けつけます!

本や論文(卒論・修士論文など含む)などの執筆過程でふぇみ・ゼミ参加者の意見が欲しい時、あるいはアート、文学などジャンルを問わずご自分の作品についてのイベントを開きたい時などにぜひご利用ください!

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