インターセクショナル・フェミニズムの実践に向けて

■ 概要
「女性」が経験する差別の構造を理解するためには、ジェンダーだけではなく、人種、民族、国籍、階級、障害の有無、性的指向、性自認等、さまざまな違いにもとづき社会的に構造化・制度化されてきた差別が、互いにどのように交差しあい結びついているのかを理解する必要があります。複数の差別の重なりや交わりを見るインターセクショナリティ(交差性)の視点は、フェミニズムが長い時間をかけて培ってきた知のひとつです。

 ふぇみ・ゼミは、2017年に活動を開始して以降一貫して、この視点を大切にしながら講座を提供してきました。現在、これまでの蓄積を書籍の形でまとめたいと考え、出版作業を行っています。本講座では、2日間にわたり、この出版作業に関わる企画者・執筆者から、それぞれが担当したテーマをご紹介いただくとともに、それらが既存のフェミニズムにどのような課題をつきつけ、変容を迫っているのかについてお話しいただきます。

*本イベントは、2021年度年間パスポート(通称「ふぇみ・ゼミパスポート」)対象イベントです。年間パスポートの購入はこちら
年間パスポートを購入している方には、当日のZoom情報が自動的に届きます。
*ふぇみ・ゼミのすべてのイベント(オンライン・オフラインともに)において、様々な状況等で、イベント開始予定時間にきっちり開始されるとは限りません。時間の遅延に関してクレームやご意見をいただきましてもその要望に応じられるとは限りません。たとえ遅延したとしてもなんらかの形でイベントに参加できる努力をいたしますので、何とぞご理解ください。

■ 日程
● 1日目:2021年3月20日(土)15:00〜17:30

登壇者:
ふぇみ・ゼミ運営委員(熱田敬子、河庚希、松田さおり、梁・永山聡子、飯野由里子)

● 2日目:2021年3月21日(日)15:00〜17:00
登壇者:
金 富子(東京外国語大学)「『日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷』と批判的人種理論」
堀江有里(公益財団法人世界人権問題研究センター)「フェミニズム運動と戸籍・婚姻制度」

■ 参加方法
オンライン(Zoom)、「後から配信」あり

※当日、開始2時間前を目処にZoomの情報をお知らせします。
 Zoom入室の際には、必ず登録いただいたお名前でご参加くださるようお願いいたします。

※リアルタイムでの参加が難しい人のために「後から配信」も行います。
 講座開催後、1週間以内に録画を観るためのURLを共有いたします。

※チケットの販売は、それぞれの講座開始1時間前までとさせていただきます。
 それまでにお申し込みの方のみ、Zoom情報を提供します。それ以降のお申込みの方は、
 「後から配信」にてご視聴いただく形になり、Zoomの情報は送信できかねます。
 ご了承ください。

■ 参加費
● 2020年度・2021年度ふぇみ・ゼミ生、年間パスポート購入者(オンライン参加のみ) 
 3月20日(土) 無料
 3月21日(日) 無料

● 一般(オンライン参加のみ) 
 3月20日(土) 1,000円
 3月21日(日) 1,000円

■ 情報保障
UDトークを使った字幕の提供が可能です。
字幕が必要な方は、下記アドレスまで、早めにお知らせください。
text.femizemi@gmail.com

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