「フェミニズムのためのベーシック講座」とは?

ジェンダー、フェミニズムを学ぶ際に見落としがちな、人種、民族、階級などのマイノリティ差別の問題。一見ジェンダーとは関係ないと思われがちなこれらの問題は、実はインターセクショナルなフェミニズムを学ぶための土台です。ジェンダー、フェミニズムを学びたいみなさんに、いま旬なトピックをそれぞれ5回の講座に渡って、講師の方からお話いただきます。

各講座概要

①田中東子さん講座

②梁英聖さん講座

③トミヤマユキコさん講座

④川端浩平さん講座

講座要項
 最低開講人数:15人
 チケット代:1コースあたり通し券15000円
       2021ふぇみ・ゼミ生/2021ふぇみ・ゼミ寄付者 12000円

※講師一人による全5回の講座を1コースとし、お申込みを承っています。1コースからお申込みいただけます。
※3コース以上受講される方には割引がありますので、お申込み前にfemizemi2017@gmail.comまでお問い合わせください。
※本講座はふぇみ・ゼミパスポートの対象外です。
※1日目に申し込みそびれた場合のみ、後から配信にてご視聴いただけます。2日目以降が開催された後は後から配信の申し込みを受け付けません。
※1人しかお申し込みをしていない場合、複数人でオンライン視聴することはお控えください。全員のお申し込みをお願いいたします。

田中東子さん「フェミニスト・メディア研究の現在」

各回テーマ(全て19:00-21:00に行われます)

第1回 2021/5/25(火)
メディア研究においてフェミニズムはどのような役割を果たしてきたのか

第2回 2021/5/27(木)
従来型のメディアとジェンダー表現

第3回 20216/1(火)
ソーシャル・メディアとフェミニズム

第4回 2021/6/3(木)
インターセクショナリティから見るメディア文化

第5回 2021/6/8(火)
フェミニスト・メディア表現を創ってみる

〈講師プロフィール〉
1972年横浜生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。政治学博士。現在、大妻女子大学文学部教授および東京大学情報学環・学際情報学府客員教授。専門はフェミニズム、カルチュラル・スタディーズ。第三波フェミニズムやポピュラー・フェミニズムの観点から、メディア文化における女性たちの実践について調査と研究を進めている。著書に『メディア文化とジェンダーの政治学――第三波フェミニズムの視点から』(世界思想社、2012年)、編著や共著に『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』(共編著、ナカニシヤ出版、2017年)、『私たちの「戦う姫、働く少女」』(共著、堀之内出版、2019年)、『足をどかしてくれませんか』(共著、亜紀書房、2020年)『ガールズ・メディア・スタディーズ』(編著、北樹出版、近刊予定)など

〈講座概要〉
ジェンダー表現、イメージの構築と再生産、意味付与に際して、メディアはとても大きな影響力を持っている。メディアがジェンダー表現に行使する権力について考えるために、本講座ではまず、メディア研究やメディア文化の批判にとってフェミニズムがどのような役割を果たしてきたのか学習する。その上で、①新聞やテレビなど従来型のメディアにおけるこれまでのジェンダー表現のありかたを具体的なコンテンツを用いつつ検証、②ソーシャル・メディアにおける今日のフェミニズム/反フェミニズムの表出について調査し、③インターセクショナリティという観点から今日のメディア文化の様態を検討し、④最後にフェミニストとしてメディア表現を実際に創ってみる、という4つの行程を学習していくことにする。

〈講座形式〉
オンライン&オフラインのハイブリッド(新型コロナウイルス感染拡大状況に応じて、完全オンラインに変更する可能性があります。)

〈お申込み〉
https://b1fz.peatix.com/

梁英聖さん「レイシズムとは何か」

各回テーマ(全て19:00-21:00に行われます)

第1回 2021/6/14(月)
レイシズムとは何か。歴史と概念(はじめにから第二章まで)

第2回 2021/6/21(月)
権力を分析する。差別のアクセルとブレーキ(第三章、第四章)

第3回 2021/6/28(月)
在日コリアンに対するレイシズム(第五章、第六章)

第4回 2021/7/5(月)
レイシズム、セクシズム、インターセクショナリティ(第七章)

第5回 2021/7/12(月)
ブラック・ライブズ・マター運動から学ぶレイシズムと資本主義(第七章及び第二章を中心とした本書全般)

〈講師プロフィール〉
反レイシズム情報センター(ARIC)代表。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程在籍。レイシズム研究。著書に、『日本型ヘイトスピーチとは何か―社会を破壊するレイシズムの登場』(影書房、2016年)、『レイシズムとは何か』(ちくま新書、2020年)がある。
ツイッター:@rysyrys
〈講座概要〉
本講座は梁英聖『レイシズムとは何か』(ちくま新書、2020年)をテキストに全五回の講義を行います。各テーマは①レイシズムの歴史と概念、②差別行為の権力分析、③在日コリアンへの差別、④インターセクショナリティ、そして⑤ブラック・ライブズ・マター運動から学べる資本主義とレイシズムの関係、です。
>>テキストの指定範囲(各回1から2章程度)を事前に読んできてください。
レイシズムは単なる「人種差別」ではなく、「死んでいい人間」をつくって社会を破壊する、しかも性差別はじめあらゆる差別と絡み合った、資本主義社会の根幹にかかわる近代的な差別です。
参加者のみなさんと、レイシズムの危険性、メカニズム、そして対抗法について、共に考えてゆけたらと思います。
〈講座形式〉
完全オンラインまたはハイブリッド(新型コロナウイルスの感染拡大状況に応じて判断いたします。決定次第ご連絡いたします。)
〈お申込み〉
https://b2fz.peatix.com/

トミヤマユキコさん「少女マンガとジェンダー、フェミニズムの関係性を探る」

各回テーマ(全て19:00-21:00に行われます。)

第1回 8/6(金)
少女マンガはどこから来たのか、少女マンガを研究するということ

第2回 8/20(金)
大和和紀『はいからさんが通る』——はいからさんとは誰のことか?

第3回 9/3(金)
安野モヨコ『ハッピー・マニア』——ふたつの『ハッピー・マニア』をめぐって

第4回 9/17(金)
坂井恵理『鏡の前で会いましょう』——少女マンガとルッキズム

第5回 10/1(金)
全体のまとめ、受講者同士の交流タイム

〈講師プロフィール〉
1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業。早稲田大学文学研究科修士課程・博士後期課程満期退学。博士(文学)。ライターとして日本の文学、マンガ、フードカルチャーについて書きつつ、大学では日本の少女マンガやサブカルチャーに関する講義を行っている。
〈講座概要〉
少女マンガを単なる娯楽として消費するのではなく、ジェンダー、フェミニズムの観点からもうちょっと深掘りしたい、批評的思考をもって読み解きたい、と思っている方を対象に、少女マンガ研究者&大学講師のトミヤマがその「とっかかり」をお見せします。隔週開催にすることで、作品を読む時間をしっかり取り、受講者によるディスカッションもできればと思っていますが、ムリに発言しなくても大丈夫です。また、普段マンガを読まない方でもついていけるようにしますのでその点ご安心ください。
※受講料以外の出費=指定した作品をご自身で入手していただく必要があります。
〈講座形式〉
完全オンライン
〈お申込み〉
https://b3fz.peatix.com/

川端浩平さん「<身近な世界>のフィールドワーク」

各回テーマ(全て19:00-21:00に行われます。)

第1回 2021/11/22(月)
<身近な世界>を調べる、記述すること 事例:在日コリアン

第2回 2021/29日(月)
失敗から学ぶフィールドワークの方法と倫理(1)事例:防犯パトロールボランティア団体

第3回 2021/12/6(月)
失敗から学ぶフィールドワークの方法と倫理(2)事例:ホームレスの人びと

第4回 2021/13日(月)
追跡調査からフィールドを描きなおす 事例:在日コリアン

第5回 2021/20日(月)
フィールドワークとコラボレーション 事例:川崎の在日コリアン・ラッパーFUNI

〈講師プロフィール〉
1974年岡山県岡山市生まれ。専門は社会学、カルチュラル・スタディーズ、日本研究(Japan Studies)。カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒、国際大学大学院修士課程修了、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科准教授。著書に『ジモトを歩く』(御茶の水書房)、編著に『サイレント・マジョリティとは誰か』(ナカニシヤ出版)、Cultural and Social Division in Contemporary Japan (Routledge)がある。
〈講座概要〉
『排外主義と在日コリアン』を執筆するうえでのデータとなった、身近な世界におけるフィールドワークの事例から、排外主義やマイノリティをとりまく現代日本社会のアレコレを批判的に考えていくとともに、フィールドワークや聞き取り調査の意義と課題についての学びを深める。
〈講座形式〉
オンライン&オフラインのハイブリッド(新型コロナウイルス感染拡大状況に応じて、完全オンラインに変更する可能性があります。
お申込み
https://b4fz.peatix.com/