【2021年度講座は終了しました】
「ふぇみ・ゼミ U30」とは?
性差別はむかつくけど、自分の経験はジェンダーだけでは表せない気がする。
ジェンダーって自分の生き方とどう結びつくの?
自分の大学に、ジェンダーの授業がない!
社会人になったけど、やっぱり仲間と一緒にジェンダーやフェミニズムを学びたい
こんな風に思っていませんか?
ふぇみ・ゼミは、フェミニズムはジェンダーだけでなく、民族、セクシュアリティ、障害など様々な差別に同時に目を向けなくてはならないと考え、インターセクショナリティ(差別の交差性;複数の差別の重なりや交わりを見る)の視点を重視した講座を開催しています。
毎年、さまざまな講座を開催していますが、「ふぇみ・ゼミ U30」のみ年齢制限(30歳以下対象、30代はジェンダー初学者のみOK)を設けています。
若い世代が、対等な仲間と、「フェミニズムとは何か」「差別とは何か」を学び、社会変革を目指す場を提供することが、「ふぇみ・ゼミ U30」の目的です。
※「ふぇみ・ゼミ U30」の受講生のみが、「ふぇみ・ゼミ生」となります。ゼミ生は、U30の講座を受講できるだけでなく、ふぇみ・ゼミからさまざまなサポートが受けられます。詳細はこちら(準備中)。
※ 2021年度は、オンライン開催を基本とし、会場での開催併用を検討していますが、感染拡大の状況によって、変更の可能性があります。すべて後から録画配信がご覧になれます。
※ 動画配信、文字通訳など様々な参加のバリアを取り除く工夫もしています。その他、要望がありましたら、お問い合わせください(ただし、すべての要望にお答えできるわけではありません)。
※1人しかお申し込みをしていない場合、複数人でオンライン視聴することはお控えください。全員のお申し込みをお願いいたします。
2021年度 年間スケジュール
第1回:4/28(水)19:00〜21:00
ふぇみ・ゼミ運営委員による初回ガイダンス(オンライン(zoom)開催;事前受付なし)
第2回:5/19(水)19:00〜21:00
清水奈名子さん「被害の否認と自己責任化〜原発事故とコロナ禍に共通する課題を考える〜」
第3回:6/9(水)19:00〜21:00
北村紗衣さん「ウィキペディアにひそむジェンダーバイアス」
第4回:7/7(水) 19:00〜21:00
山田秀頌さん 「トランスジェンダーとフェミニズム/クィア」
第5回:7/14(水) 19:00〜21:00
鈴木彩加さん 「保守運動とジェンダー」
第6回:9/22(水) 19:00〜21:00
松田さおりさん「『水商売』研究の展開と課題」
第7回:10/20(水) 19:00〜21:00
兼子歩さん「『インセル』『有害な男らしさ』とインターセクショナルな批判的男性性研究」
第8回:11/17(水) 19:00〜21:00
後藤悠里さん「障害女性の置かれている状況」
第9回:12/15(水) 19:00〜21:00
林美子さん「セクハラと賭けマージャン:ボーイズクラブを見抜き、解体をめざす」
講師紹介と推薦図書
●清水奈名子(しみず ななこ)
プロフィール:宇都宮大学国際学部准教授。専門は国際関係論、国際機構論。武力紛争下の一般市民の犠牲について研究を進めると同時に、東電福島原発事故後は事故被害の調査、研究も行ってきた。
推薦図書:疋田香澄(2018年)『原発事故後の子ども保養支援 ―「避難」と「復興」とともに』人文書院
●北村紗衣(きたむら さえ)
プロフィール:武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。英文学者。東京大学で学士号及び修士号を取得後、2013年にキングズ・カレッジ・ロンドンにて博士課程を修了。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、観客研究、フェミニスト批評。
参考文献:ピーター・バーク(2015年)『知識の社会史2-百科全書からウィキペディアまで』井山弘幸訳、新曜社
●山田秀頌(やまだ ひでのぶ)
プロフィール:トランスジェンダー/クィア理論が専門。東京大学大学院総合文化研究科博士課程。主な論文に「トランスジェンダーの普遍化によるGIDをめぐるアンビヴァレンスの抹消」(『ジェンダー研究』23号)など。
推薦図書:ゲイル・サラモン(2019年)『身体を引き受ける:トランスジェンダーと物質性のレトリック』藤高和輝訳、以文社
●鈴木彩加(すずき あやか)
プロフィール:1985年生まれ。日本学術振興会特別研究員(PD)、大阪大学大学院人間科学研究科助教を経て2019年4月より大阪大学大学院人間科学研究科招へい研究員。専門は社会学・女性学。主な著書に『女性たちの保守運動-右傾化する日本社会のジェンダー』(2019年、人文書院)。
推薦図書:鈴木彩加(2019年)『女性たちの保守運動-右傾化する日本社会のジェンダー』人文書院
●松田さおり(まつだ さおり)
プロフィール:専門は大衆文化論、質的調査法、ジェンダー論。名古屋大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。大学教員、ドイツ滞在を経て、現在は日本語教育の勉強中。
推薦図書:末永直海(1997年、2015年)『薔薇の鬼ごっこ』河出文庫/Kindle版
●兼子歩(かねこ あゆむ)
プロフィール:1974年北海道生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程(西洋史学)単位習得退学、長野県短期大学助教(2009〜2013年)を経て、2013年より現職。専門はアメリカ社会史、ジェンダー研究。明治大学政治経済学部専任講師。
推薦図書:海妻径子ほか監訳(2021年予定)『男性学基本論文集(仮)』勁草書房、グレイソン・ペリー(2019年)『男らしさの終焉』小磯洋光訳、フィルムアート社、
●後藤悠里(ごとう ゆり)
プロフィール:名古屋大学環境学研究科博士後期課程単位取得後退学。その後、名古屋大学で障害学生の支援に携わる。現在は、障害女性、障害者と災害、障害者と法など、障害に関わる様々なテーマについて、調査・研究を行っています。
推薦図書:臼井久美子・瀬山紀子(2011年) 「障害女性の貧困から見えるもの」松井彰彦・川島聡・長瀬修編著『障害を問い直す』東洋経済新報社
●林美子(はやし よしこ)
プロフィール:1985年に朝日新聞に入り、2016年退職。ジェンダーや労働分野で取材・執筆をつづける。お茶の水大学大学院博士後期課程在学(ジェンダー学際研究専攻)。「メディアで働く女性ネットワーク」世話人。
推薦図書:メディアで働く女性ネットワーク(WiMN)編著(2020年)『マスコミ・セクハラ白書」文藝春秋
申し込み方法
- 下記「申し込みサイト」から、お名前・ご連絡先等、必要情報をご登録ください。
https://forms.gle/7qaHCyXst2H7Mf8WA - その上で、指定の参加費をお支払いください。お支払いは、下記のどちらかでお願いいたします。
a)ゆうちょ銀行への払込み
振り込み口座情報:郵便振替口座
口座記号番号 00180-6-635357
口座名称(漢字) ふぇみ・ゼミ運営委員会
口座名称(カナ)フェミ ゼミ ウンエイイインカイ
・他行から振込
銀行名:ゆうちょ銀行
店名:〇一九
店番:019
貯金種目:当座預金
口座番号:0635357
口座名:ふぇみ・ゼミ運営委員会
b)Peatixでのチケット購入
*チケットは下記サイトで購入できます。
https://2021femizemiu30.peatix.com/
参加費
● 年間券
(ゼミは継続によって積みあげていくものです。これまでは春期・秋期の2回に渡って回数券を販売していましたが、2021年度は一年を通してご参加いただくよう、年間券のみになりました。)
学生 ¥7,500(郵) ¥7,700(Peatix) 一般 ¥10,000(郵) ¥10,200(Peatix)
● 年間パスポート
(「ふぇみ・ゼミU30」に加え、ふぇみ・ゼミ主催の他の講座にも追加料金なしで参加できます。現在、ジェンダーと教育講座、男性性講座、クィア・スタディーズ講座など20回以上が対象です。)
学生 20,000円(郵)21,000円(Peatix)一般 35,000円(郵)36,000円(Peatix)
〜「年齢制限で受講できない」という方へ〜
ふぇみゼミは、さまざまな団体からの寄付・ご支援によって成り立っています。
年間10,000円以上ご寄付くださった方には、「ふぇみ・ゼミ U30」の講義を録画でお届けいたしますので、これを機に、ご寄付をご検討ください。
さらに50,000円以上のご寄付をいただいた方には、「ふぇみ・ゼミ U30」に加え、ふぇみ・ゼミ主催の他の講座にも追加料金なしで参加できる「年間パスポート」をご利用いただけます。(現在、ジェンダーと教育講座、男性性講座、クィア・スタディーズ講座など20回以上が予定されています。)
☆ 寄付の申し込み方法
①下記グーグル・フォームから、お名前・ご連絡先等、必要情報をご登録ください。
https://forms.gle/urudkwnG8KPubpy19
②下記の口座に、希望額をお振込ください。
● 振り込み口座情報:
・郵便振替口座
口座記号番号 00180-6-635357
口座名称(漢字) ふぇみ・ゼミ運営委員会
口座名称(カナ)フェミ ゼミ ウンエイイインカイ
・他行から振込
銀行名:ゆうちょ銀行
店名:〇一九
店番:019
貯金種目:当座預金
口座番号:0635357
口座名:ふぇみ・ゼミ運営委員会