2024年度フェミニズムのためのベーシック講座バナー

フェミニズムのためのベーシック講座とは?

ジェンダー、フェミニズムを学ぶ際に見落としがちな、人種、民族、階級などのマイノリティ差別の問題。
一見ジェンダーとは関係ないと思われがちなこれらの問題は、実はインターセクショナルなフェミニズムを学ぶための土台です。
ジェンダー、フェミニズムを学びたいみなさんに、いま旬なトピックをそれぞれ5回の講座に渡って、講師の方からお話いただきます。
3コース以上受講された方には割引があります。

ベーシック講座割引がお得です!

  • 3コース以上受講される方は、3コース目以降が2割引になります。3コース目のお申込み前にfemizemi2017@gmail.comまでご連絡ください。
  • 全7コースとり放題は70,000円です。お申込みの方は、ページ最下部にある銀行口座に代金をお振込みの上、femizemi2017@gmail.comまでご連絡ください。

ベーシック講座全体スケジュール

第1弾 小林美香さん「ジェンダーに関わる「らしさ」はどこからきたの?ー公共のイメージを読み解くレッスン」

開催期間:2024年5月6日~6月3日

広告や広報、選挙ポスターなど、公共空間やインターネット上で目にする身体表象を通して、ジェンダーにかかわる価値観がどのように構築・受容されているのかを読み解きます。イメージを観察・記録・分析する態度を身につけることで、メディアが作り出す「らしさ」の煽りと脅しから心身を守り、より良いコミュニケーションのあり方について考え、消費者教育・性教育の観点から社会生活において主体的に振る舞うためのリテラシーを身につけます。

講座詳細 https://femizemi.org/course/course-bfz2024/b1fz2024/

お申し込み https://square.link/u/VfH28ykJ

第2弾 伊是名夏子さん「「みんなちがって みんなおんなじ」がいいーーあなたが知らない障害女性のリアル」

開催期間:2024年6月5日~7月10日

フェミニズムを学んでいても、障害があるが故の差別から抜け出すため、女性性に縛られ、いい妻、いい母親でいたいと思ってしまう日々。パートナーシップ、妊娠、出産、子育てを通して、障害者でいることからも、女性であることからも逃れられない毎日。心のバリアフリーが広まるだけでは、どんどん生活がしづらくなっていく。権利として、時には怒りながらも仲間を増やし、ヘルパー制度を使いながら生きる一人の障害女性のリアルを考えます。

講座詳細 https://femizemi.org/course/course-bfz2024/b2fz2024/

お申し込み https://square.link/u/7rc6RNdY

第3弾 山口智美さん、斉藤正美さん「右傾化するフェミニズム——『宗教右派とフェミニズム』ここが焦点!」

開催期間:2024年8月2日~9月6日

 2022年7月に起きた安倍元首相の銃撃事件以降、メディアでは旧統一教会や、政治と宗教の関係が注目されました。しかし、旧統一教会、日本会議などの「宗教右派」勢力がフェミニズムや男女共同参画へのバックラッシュ(反動)に関わったことに触れるメディアは少ないままでした。
 この状況に危機感を覚え、本講座の講師である山口智美、斉藤正美が共著で出版したのが『宗教右派とフェミニズム』です。 宗教右派と政治のつながりを1990年代から現在まで性や生殖、家族などに焦点をあてて浮き彫りにした本です。
 この講座では、本書で扱った右派の動き、政策などの問題点について徹底的に語りつつ、そこから一歩進んで、フェミニズムのバックラッシュ対抗の失敗や、フェミニズム自体の右傾化の問題に斬り込んでいきます。フェミニズムが現在抱える問題や、今後どうしていったらいいのかを一緒に考えていきましょう。

講座詳細 https://femizemi.org/course/course-bfz2024/b3fz2024/

お申し込み b3fz2024.peatix.com/

第4弾 ほんまなほさん「性、性別、そして労働:生きるための表現をめぐって」

開催期間:2024年8月28日~9月25日

かつて、労働はつねに〈うた〉とともにありました。
金銭の授受によって支配されていない場所で、
性と性別をめぐるゆたかな表現が、ひとびとをむすびあわせ、
わらい、なみだ、ねがい、ちからの、 わかちあいを支えてきました。
ニューヨーク、沖縄、八重山、九州、大阪・釜ヶ崎、
異なるとき、異なる地域を旅しながら、
表現とともにある労働、
そして、わたしたちにとっての、生きるための表現について、
ともに探究しましょう。

講座詳細 https://femizemi.org/course/course-bfz2024/b4fz2024/

お申し込み b4fz2024.peatix.com/

第5弾 謝花直美さん「沖縄を知るはじめの一歩—沖縄戦・基地・生活」

開催期間:2024年10月3日~10月31日

沖縄で起こっている米軍基地問題を中心とした「沖縄問題」。じっくり考えてみたいけど、なんだかとっつきにくいー、そんな風に思っていませんか。沖縄の新聞は、沖縄戦から基地問題、歴史、文化など幅広い分野をニュースとして現在との関連性を示しながら日々伝えています。沖縄の新聞記者は誰でも複雑な「沖縄問題」を分かりやすく伝えるプロだといえます。「沖縄問題」を元記者と一緒に学びましょう。

講座詳細 https://femizemi.org/course/course-bfz2024/b5fz2024/

お申し込み b5fz2024f.peatix.com/

第6弾 宮崎浩一さん「男性の性暴力被害 - 現代日本社会における回復の可能性 -」

開催期間:2024年11月17日~12月15日

 男性が性暴力被害に遭っていることは一般に知られるようになりました。しかし、被害事実を見聞きした時に、稀な出来事のように思えてしまうなど、どのように理解したら良いのか迷ってしまう状況が続いていると思います。
 本講座では「男性」というカテゴリーに注目して性暴力を考えることから、私たちの見方を作っている社会の力を明らかにし、回復のプロセスが現代日本でどのように可能なのかを考えていきます。

講座詳細 https://femizemi.org/course/course-bfz2024/b6fz2024/

お申し込み https://b5fz2024.peatix.com/

第7弾 あかたちかこさん「人は人になにができるかー援助をフェミニズムで考える」

開催期間:2025年1月11日~2月8日

フェミニズムを「性にもとづく差別や搾取や抑圧をなくす運動のこと」と定義したのは、現代を代表するフェミニズムの理論家、ベル・フックスですが、援助もまた、「差別や搾取や抑圧をなくす」ための終わらない思考と試みの上にのみ、安全に成り立つものです。気遣いや思いやりではなく、知識と技術と、矛盾を抱えたままそれでも考え続けることを学び、援助の原則と限界を知ることで、何より自分自身の生きやすさに、もう少し近づいてみませんか。

講座詳細 https://femizemi.org/course/course-bfz2024/b7fz2024/

お申し込み b7fz2024.peatix.com/