ふぇみ・ゼミにご参加、ご支援いただいている皆様
お世話になっております。
この度、ふぇみ・ゼミの運営委員一同は姉妹団体のゆる・ふぇみカフェのメンバーと合同で、一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェを設立しました。
以後の講座開催・運営等は、法人として行います。
現在の日本では社会運動を法人組織化する形態はありません。類似として、NPOなどがありますがこちらは、制度の問題に加え、現在のふぇみ・ゼミの体力では運営することは不可能です。またそもそも社会変革を求める運動団体が、既存の社会制度を利用すること自体矛盾を抱えています。一番問題なのは、国家組織である省庁の「認可」を受け、つねに「監視」されるということです。さらに、運営側も、法的なルールに従うということを重視するあまり、しらないうちに制度に縛られ、制度の範囲内での活動になり、気がつくと制度以上に「自主規制」する恐れもあります。
そのような矛盾を引き受けながらも、新しい段階に行くためにも、新しい形態を社会に要求し、実現していくためにも、まずは既存の法人化のなかで一番「まし」な一般社団法人を選びました。これについても異論があるかと思いますが、運営していく過程で修正していきたいと思います。
ふぇみ・ゼミでも、法人化にあたって必要になる様々な対応が、社会運動として大切にすべきことと、摩擦を生じることが想定され、議論を行いました。
しかし、講座開催・運営は利益が上がっていなくても、税制上「事業」とみなされることから、今後の持続的活動のためには法人化せざるを得ないと判断しました。
法人化しても、ふぇみ・ゼミがこれまで大切にしてきた権威主義を否定し、差別のない社会を作るための方針は変わりません。
しかし、講師、スタッフの皆様にお支払いする謝金などについて、必要な税制上の手続きなどがありますので、ご対応をお願いすることになります。
お手数をお掛け致しますが、よろしくおねがいします。
また、活動内容について、今後は、従来ゆる・ふぇみカフェが行なってきた、文化芸術活動について、同一法人で実施します。
引き続き、ご支援いただきますようお願いいたします。
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ふぇみ・ゼミ運営委員一同