お申し込みはこちら→ https://fakeandvote.peatix.com

◾️申し込み

  • お申し込みの締め切りは【2025年3月31日 23時55分】です。
  • お申込み時点ですでに終了している回につきましては、後から配信でご覧ください。
  • zoomでのリアルタイム参加を希望される方は開始時間の1時間前までにはお申込みください。それ以降の直前のお申込みには対応できないことがあります(その場合、後から配信でご覧ください)。

以下のPeatixサイトからお申し込みください。
https://fakeandvote.peatix.com

ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート(一般20代以下¥37,000,学生¥22,000)寄付者パスポート(5万円以上寄付)をお持ちの方は無料でご参加いただけます。寄付者の方にはパスポート以外にも様々な特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください。
すべての回に、UDトーク(校正者あり)による日本語リアルタイム字幕が付きます。
すべての回でリアルタイム・後日の録画配信を行います。
※全てのお問い合わせには、スタッフの勤務体制の関係上、返信まで数日いただくことがございます。femizemi2017@gmail.comまでご連絡ください。

◾️講義概要

 民主主義の根幹といわれた選挙が、デマと差別に揺れています。特に2024年の東京都知事選挙では大きな話題になりました。また、ネット選挙が日本で解禁されて10年目だった2024年は兵庫県知事選挙、アメリカ大統領選をはじめ、選挙で大量にフェイクニュースやデマが飛び交い、マスメディアに不信感を抱く多くの人が偽情報を信じてしまいました。
 フェイクニュースだけでなく、差別を使って注目を集める手法も深刻です。近年選挙街宣でヘイトスピーチを行うために立候補するレイシストも現れ、その風潮に後押しされてか有力候補の中にも堂々と差別的主張をかかげて当選する人が現れました。また、一般的には、「リベラル」と見なされていた政党・れいわ新選組の代表が、片言の日本語動画を投稿するという差別事件も起きています。
 もとより日本では、外国籍者には参政権がなく、実質的に投票が難しいなど選挙から排除されている人もいます。デマや差別について現在の選挙制度を通じては是正が難しいなか、大量の情報がインターネットを中心に発信される状況は、今後ますます加速していきます。
 これから私たちはどうしたらよいのか、講師とともに考えます。

◾️各回テーマ/内容

第1回 2025年1月27日(月) 19:00〜21:00
郭辰雄さん「日本政治と外国人、差別とヘイトの政治をどう乗り越えるか」

第2回 2025年2月10日(月)19:00〜21:00
古田大輔さん「なぜ、選挙やマイノリティがデマの標的となるのか-対策としてのファクトチェックとリテラシー」
第3回 2025年3月3日(月)19:00〜21:00
ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員(熱田・飯野・聡子)ワークショップ「これからどうする選挙とデマ、差別」

■開催方法/講座料金

<開催方法>
オンラインと会場開催を併用するハイブリッド開催
・会場:一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所(東京・赤羽)
zoomURLは、講座当日のイベント開始1時間前を目安に、お申込時のメールアドレスにお送りいたします
・会場参加を希望された方にも全員、zoomのURLと後日の録画配信はお送りいたします。
※講座終了後も録画をお申込みいただけます。

<講座料金>
一回券
 ・一般 1,980円(税込)
 ・2024/2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
 ・2024/2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
 *全3回の内、複数回(3回未満)を購入される場合、お手数おかけしますが一回券をそれぞれの回で1枚ずつお申込みください

全回通し券(全3回)
 ・一般 5,800円(税込)
 ・2024/2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 4,800円(税込)

ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート(一般20代以下¥37,000,学生¥22,000)寄付者パスポート(5万円以上寄付)をお持ちの方は無料でご参加いただけます。寄付者の方にはパスポート以外にも様々な特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください

■各回詳細/講師プロフィール

第1回(1/27)「日本政治と外国人、差別とヘイトの政治をどう乗り越えるか」
講師:郭辰雄(カク・チヌン)さん

 2024年衆議院選挙で外国人を揶揄するコンテンツが選挙活動として用いられ、コリアNGOセンターではこれを差別的なものとして反省を強く求めたが、これは単なる動画表現にとどまらない問題ととらえる必要がある。今回の講座では今回のコンテンツの問題点を整理するとともに、すでに「移民社会」ともいえる日本は外国人とどう向き合ってきたか、外国人への差別、ヘイトの現実を踏まえ、これからの多文化共生社会を考える契機としたい。

◆講師プロフィール◆
郭辰雄(カク・チヌン)
 大阪生まれの在日コリアン3世。現在NPO法人コリアNGOセンター、一般財団法人ウトロ民間基金財団代表理事、一般社団法人大阪コリアタウン歴史資料館理事などを務める。ヘイトスピーチをはじめさまざまな差別、人権侵害の解消に取り組むとともに、人権や多文化共生をテーマにした研修での講師をおこなっている。

第2回(2/10)「なぜ、選挙やマイノリティがデマの標的となるのかー対策としてのファクトチェックとリテラシー」
講師:古田大輔(ふるた・だいすけ)さん

 デマやヘイトスピーチは、誰もが目にし、作成者や拡散者にもなりうる。一方で対抗策としてのファクトチェックやリテラシーの普及は遅れている。自分が騙されたり、誤情報を拡散したりしないために、何を身につけるべきか。基礎から解説します。

◆講師プロフィール◆
古田大輔(ふるた・だいすけ)
 朝日新聞記者、BuzzFeed Japan創刊編集長を経て独立。2020-2022年Google News Labティーチングフェロー。2022年9月に日本ファクトチェックセンター編集長に就任。その他の主な役職にデジタル・ジャーナリスト育成機構事務局長など。ニューヨーク市立大院News Innovation and Leadership 2021修了。

第3回(3/3)「これからどうする選挙とデマ、差別」
ファシリテーター:ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員(熱田敬子、飯野由里子、梁・永山聡子)

 郭辰雄さん、古田大輔さんのお話を踏まえ、私たちはこれから選挙にどう向き合うのかをワークショップ形式で話し合いましょう。これまで選挙で応援をしたことのある人、デマやフェイク、差別に立ち向かう方法に悩んでいる人、是非ご参加ください。録画もありますが、リアルタイムでのご参加をお勧めいたします。

◆講師プロフィール◆

熱田敬子(あつた・けいこ)
 東京下町育ち。ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、北京語翻訳通訳、ジェンダーや社会学の大学非常勤講師。研究テーマは人工妊娠中絶の体験談の聞き取り、日本軍戦時性暴力支援運動、日本・中国語圏を中心とした東アジアのフェミニズム運動、質的調査法など。共著に『ハッシュタグだけじゃ始まらない:東アジアのフェミニズム・ムーブメント』(編著者:熱田敬子、金美珍、梁・永山聡子、張瑋容、曹曉彤、大月書店、2022)など。

飯野由里子(いいの・ゆりこ)
 ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター教員。一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員。専門はフェミニズム・ディスアビリティ研究。主な著書に『合理的配慮:対話を開く対話が拓く』(共著、有斐閣、2016年)、『「社会」を扱う新たなモード:「障害の社会モデル」の使い方』(共著、生活書院、2022年)など。

梁聡子/永山聡子(やん・ちょんじゃ/ながやま・さとこ)
 成城大学グローカル研究センター 研究機構客員研究員。専門:社会学・ジェンダー・フェミニズム研究、社会運動論、朝鮮半島の歴史と社会運動。研究課題:ポストコロニアル社会における植民地主義残滓のフェミニズム(旧宗主国と被植民地国におけるフェミニズムの権力関係)。事例:リプロダクティブヘルツライツ、在日朝鮮人女性のアクティビズム、日本軍性奴隷制問題・解決運動等から考察。1923関東大震災朝鮮人虐殺を記憶する行動事務局、アジア女性資料センター、在日朝鮮人人権協会性差別撤廃部会などでも活動。在日朝鮮人3世である。「聡子の部屋」を企画・運営・司会。ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員。