[1923記憶する行動・特別企画]
<主 催>
1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
<共 催>
カルチュラルスタディーズ学会研究企画委員会
田中東子研究室
ふぇみ・ゼミ&カフェ
インターセクショナルフェミニズム研究会
お申し込み
・第一締め切り:9月15日 10:00まで
(開始30分前➡リアルタイムの視聴可能)
・第二締め切り:9月16日 15:00まで
(イベント翌日➡「後から配信」の視聴)
以下のpeatixサイトからお申し込みください。
▶︎ https://nogenocide0915.peatix.com/
日時・開催方法
2024年9月15日(日)10時30分スタート
(会場受付開始10時、終了予定15時)
☆ ハイブリッド開催(後から配信あり、日本語字幕)☆
於:東京大学大学院 情報学環・ダイワユビキタス学術研究館
大和ハウス石橋信夫記念ホール(3階)
講座概要
ジェノサイドを繰り返してはならない。しかし、現在パレスチナ・ガザでは、ジェノサイドが継続している。なぜ繰り返してしまうのだろうか?2024年は、関東大震災大虐殺の解決にむけて、ルワンダ、南京、パレスチナのジェノサイドとどのように向き合っているのかを考える。
1994年にアフリカのルワンダで起こった大虐殺から、30年。20世紀最大の悲劇の一つとして世界に記憶されているルワンダでは、ジェノサイドをどのように「解決」し続けているのだろうか?
日本が加害として1937年南京で起こした南京大虐殺はどこまで明らかにされ、記憶され、何を持って「解決」なのだろうか?
現在もなお、悲劇が続くパレスチナでは、いつ「解決」するのだろうか?
1923年に日本の関東地方で起こった朝鮮人大虐殺の記憶を持ち続け、私たちは、全ての地域での「解決」を目指し、ジェノサイドを繰り返さない世界にしていく責任がある。
シンポジウム・プログラム
挨拶:田中東子(東京大学、カルチュラルスタデーズ学会)
🔶講演テーマ①
「ルワンダのジェノサイドは「解決」したのか?:ジェノサイド30周年に考える」
講師:鶴田綾(中京大学)
ルワンダは、1994年のジェノサイド発生から今年で30周年をむかえた。ジェノサイド後の政権は、「民族」の区別を廃止して民族問題の「解決」をはかるとともに、ジェノサイドに関わった人々の裁判を実施して、正義の追及と和解の奨励を行ってきた。他方で、政権の強権的な姿勢や人権侵害に対する批判も存在している。本講演では、この30年間の研究成果やルワンダ国内外の状況などを解説しながら、ルワンダのジェノサイドの何が「解決」されて、何が「解決」されていないのかを検討したい。
🔶講演テーマ②
「ジョン・ラーベの日記からみた1937/1938年の南京と南京論争」
講師:トルステン・ヴェーバー(ドイツ日本研究所)
ドイツの実業家ジョン・ラーベは1908年から1938年まで中国に滞在し、1931年以降は南京に住んでいた。1937年9月から1938年2月まで、ラーベは南京攻略と住民の苦しみを記録した日記をつけていた。1996年のラーベ日記の発見は、対中戦争における日本の行為と、日本がこの過去にどう対処してきたかについての議論が国際化するきっかけとなった。本講演では、南京大虐殺の意義と真相をめぐる議論における日記とその役割を紹介する。
🔶講演テーマ③
「ホロコーストとガザ・ジェノサイドはいかに断絶/継続しているのかーー植民地主義と人種主義の観点から問い直す」
講師:早尾貴紀(東京経済大学)
今回のイスラエルによるガザ・ジェノサイドについては、「なぜホロコーストの悲劇を経験したユダヤ人がこんな残虐なことができるのか」とよく問われる。だがそこにはある断絶と継続とがある。イスラエル建国を担ったシオニストがホロコースト犠牲者をむしろ蔑み、ホロコーストを行なったドイツをはじめ欧米各国がガザ・ジェノサイドを支持・支援するという奇妙さは何に由来するのか。植民地主義と人種主義の観点から、この問題を掘り下げる。
講師プロフィール
鶴田綾(中京大学)
千葉県出身。専門は、国際政治史およびアフリカ研究。ルワンダの民族対立の歴史やアフリカの脱植民地化と冷戦の関係、ヨーロッパの植民地責任などに関心がある。主な研究業績として『ジェノサイド再考:歴史のなかのルワンダ』(名古屋大学出版会、2018年)。
トルステン・ヴェーバー(ドイツ日本研究所)
1974年ドイツ生まれ。マインツ大学で歴史学を専攻し、上海復旦大学、同志社大学、慶応義塾大学に留学、ロンドン大学で修士、ハイデルベルグ大学で博士号を取得。現在、ドイツ日本研究所主任研究員。専門は、近現代東アジア史、特に日中関係史、東アジアの歴史認識問題などの研究活動を行う。
早尾貴紀(東京経済大学)
パレスチナ/イスラエル研究、ディアスポラ(移民・難民)研究。著書に『パレスチナ/イスラエル論』(有志舎)など、共訳書にイラン・パペ『パレスチナの民族浄化』(法大出版)、サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ』(青土社)などがある。
🔶アーティスト紹介
梁聖晞(リャン ソンヒ) 小奚琴(ソヘグム)演奏家
<プロフィール>
13才からソヘグムを始め、大阪朝鮮高級学校在学中に平壌国立音楽大学 通信学部を卒業。
2007年 金剛山歌劇団 入団し、2016年 平壌で開催された〈2.16芸術賞〉コンクールにて民族弦楽器部門 最高位受賞。
2017年には、 同コンクール受賞記念リサイタルを東京で開催、ソロアルバム〈私の愛する花〉をリリース。現在はフリーの演奏家として活動中。
チケット
- オンライン 一般¥1,500
- オンライン 一般(何かしらの困難を抱えている方)¥1,000
- オンライン 学生¥1,000
- 会場 一般¥1,500
- 会場 一般(何かしらの困難を抱えている方)¥1,000
以下のpeatixサイトからお申し込みください。
▶︎ https://nogenocide0915.peatix.com/
参加方法と留意事項
以下の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。
《 会場・オンライン 共通 》
・この企画はハイブリッド(会場参加・オンライン配信)開催です。
・すべての方が「後から配信」を視聴いただけます。
・チケット1枚で、お一人の参加・視聴です。
・関係者以外、配信映像の無断撮影・録画・録音は禁止。
・配信用URLと資料は、開始約30分前(第一締め切り後)にメールにてお送りします。
・配信用URLと資料は、転送、SNSなどネット上への転載を禁止します。
※発覚した場合、イベントを中止する事があります。
〈 オンライン参加の方へ 〉
・配信中、トラブル等やむを得ない事情によりURLを切り替え変更する場合があります。
変更したURLはメールでお送りしますので、必ずメールを確認出来る状態でお願いします。
・配信中に変更のお知らせメールを確認出来ない方は、必ず事前に主催者までお知らせください。
〈 会場にお越しの皆さまへ 〉
主催者の諸処の判断をお守りいただけない方、ならびに進行を妨げる方は、
主催者側の判断によりご退場いただく場合がございます。
会場のご案内
東京大学大学院情報学環 ダイワユビキタス学術研究館 3階
※連絡は主催者へ。会場に直接ご連絡はしないで下さい。
〈住所〉東京都文京区本郷7丁目3
〈交 通〉最寄り駅と所要時間:
・都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩7分
・東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 徒歩8分
・東京メトロ千代田線 湯島駅 徒歩20分
・東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩10分
主催・共催
<主 催>
1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
<共 催>
カルチュラルスタディーズ学会研究企画委員会
田中東子研究室
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
インターセクショナルフェミニズム研究会
問い合わせ・SNS
主催:1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
事務局 kantou1923@gmail.com
ブログ:kantoukioku1923.blogspot.com
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