3月8日は国際女性デー! 1975年の国際婦人年に、国連で定められました。商業施設でも「女性が輝く日」なんてふわっとした紹介のされ方をして、ミモザの花が飾られているのを見た人もいるかもしれません。
本来は、女性労働者のストライキや、社会主義インターナショナルが女性参政権運動を進めるための国際連帯にルーツがある、革命の日です。女性たちの家事労働、安く見積もられている労働の価値を知らしめるストライキ、「女性のいない日」が計画されたこともあります。
日本でも3月8日は、複数の都市でウィメンズ・マーチが開催されます。民族差別や、トランスフォビア、能力主義に「女性」が取り込まれ、利用されていく現在、「私たち」はどうしたら一緒に歩くことができるでしょうか。

世界の主流の社会運動は「環境」と「フェミニズム」です。
特に、2000年以降生まれの多くは、この二つがいかにして、既存の社会、政府、企業、が「無視してきた」のか、このような社会構造にものすごい怒り!抵抗!をし続けています。ジェンダー平等、フェミニズム、環境、自然エネルギーetcは大きな影響を受けながら、そしてパラレルで達成しています。ジェンダー平等で有名な北欧は、自然エネルギー政策でも有名なのは当然なのです。過去には、日本でも環境問題について、多くのフェミニストたちが闘いを繰り広げてきました。でも今はどうでしょうか?

残念ながら、日本では新たな形で、フェミニズムと環境が大きなうねりになっていません。。。

2023年は、「ふぇみ・ゼミ × 環境運動」をテーマに、原子力発電のプロから自然エネルギーのプロとなった特定非営利活動法人「環境エネルギー政策研究所」の飯田哲成さん、動物をこよなく愛し、大好きな動物の生活基盤を守るために、「森」を研究している、農学部の井上遥さんをお呼びします。

みなさんと共に、環境運動とフェミニズムの波を起こしましょう!

遅めの時間にオンラインイベントとして開催し、録画もございます。

マーチを歩いた後、是非どこからでもご参加ください!

1.日時

2023年3月8日(火)20:00~22:00

2.プログラム

■「エネルギーシフトとジェンダー平等を考える」(飯田哲也✖️飯野由里子)
概要:地域分散型の再生可能エネルギーへの人類史的なエネルギー大転換が進んでいるが、国や地域などによって政治的・社会的な応答が異なっている。石油や核(原子力)は中央集権的で男性優位の政治社会構造の中で開発されてきており、分散型エネルギーへの抵抗が大きい傾向(組織的慣性力)が見られる。持続可能なエネルギー転換と、参加型・民主的で公正・ジェンダー平等との関係を考える。

話し手:飯田哲也
聞き手:飯野由里子(ふぇみ・ゼミ運営委員)

■「ISEPインターンを通して感じた環境×フェミニズム」(井上遥✖️石田凌太)
概要:ISEPのインターン活動って何をやっているの?大学の学びとの関係は?活動を通して感じた問題意識はなに?環境問題とジェンダーってどう関わっているの?ISEPでのインターン活動を通して、日本のエネルギー問題や私の専攻である森林との関わりについて考えています。今回のイベントでは、環境NPOでインターンをしている大学生が「環境とジェンダー」について考えていることをお話しします!

話し手:井上遥
聞き手:石田凌太(ふぇみ・ゼミ学生スタッフ)

■参加者発言&質疑応答
※講座の最後に、ビデオオンにできる方は、是非、3月8日に言いたいことを書いたプラカードをご用意ください(禁止事項の内容をご参照ください)。プラカを掲げて締めくくりましょう!

<講師プロフィール>

■飯田 哲也(いいだ・てつなり)
(特定非営利活動法人「環境エネルギー政策研究所」所長)
京都大学原子核工学専攻修了。東京大学先端科学技術センター博士課程満期退学。原子力産業に従事後に原子力ムラを脱出し、北欧での再エネ政策研究活動後に現職。日本を代表する自然エネルギー専門家かつ社会イノベータ。著書に「北欧のエネルギーデモクラシー」、「メガ・リスク時代の「日本再生」戦略」(金子勝氏との共著)他、多数。

■井上遥(いのうえ・はるか)
( ISEPインターン生・東京農工大学 農学部 地域生態システム学科3年)
2001年生まれ。東京農工大学農学部地域生態システム学科3年在学中。森林経営学研究室所属。高校時代に野生動物と森林に関心を持ち、東京農工大学に進学。勉強をしている中で、地域における自然と人との関わりに関心を持つようになる。環境NPOで働くこと、地域主導型で環境問題に関わることを経験してみたいと思い、2022年6月よりISEPでインターンを始める。

3.参加費

一般 1500円
学生 1000円(要学校名)
2022年度ふぇみ・ゼミU30ゼミ生、2022年度ふぇみ・ゼミ寄付者 無料ご招待

ふぇみ・ゼミ生・寄付者とは、U30ゼミに参加料を払いふぇみ・ゼミに登録されている方、寄付者名簿に登録されている方です
間違って無料チケットをお申し込みされた場合、メールにてふぇみ・ゼミ生登録をしていただくか、寄付をいただく旨を差しあげます。ご返答ない場合はキャンセルさせていただきますので、一般チケットをお買い上げください。

4.お申し込み方法

以下のリンクよりお申し込みください。

https://womensday2023.peatix.com

5.禁止事項および注意事項

<禁止事項>

*トランスジェンダー差別・排除、その他ジェンダー、セクシュアリティに対する差別、民族差別・ナショナリズム、障害差別、セックスワーカー差別、部落差別などあらゆる差別や、それにつながるような発言
*特定の人、集団をバカにしたり貶めるような発言

<注意事項>

申込者に対して、当日講座開始時刻までにZoomのURLパスワードなどの情報をお送りいたします。
終了後2週間録画ビデオがご覧になれます。

※匿名の空間はヘイトスピーチを誘発します。参加者同士の安全を確保するため、明らかなニックネーム、イニシャルなどでのご参加はできません。Zoomには、チケット購入時に登録したお名前でのご参加をよろしくお願いいたします。
※Zoomのサポートはいたしません。ご自身で各サイトなどをご覧ください。
※参加者の方で画面のキャプチャー、録画・録音はしないでください。
※電子配布資料については、お手元にとどめ、個人の参考としていただき、再配布、再利用、転送、転載はなさらないでください。
※ご自身が発言する時以外は、マイクをミュート(消音)にしてください(ホストの側でそのように設定します)。
※ご覧になる人数分のチケットをお買い求めください。1枚のチケットで複数名ご一緒に試聴されていらした場合、後から不足分を請求させていただきます。

6.寄付のお願い

ふぇみ・ゼミは、さまざまな団体からの寄付・ご支援によって成り立っています。

U30の他にも、勉強会や多種多様な連続講座を運営し、若い世代の学びの場を提供しておりますが、予想以上の経費がかかっております。自分たちの力でできることを、精一杯行いながらも、寄付のご支援は私たちにとって、とても心強いサポートです。

「知恵のある人は知恵を」「時間のある人は時間を」「お金のある人はお金を」で、皆さまと共に、このゼミを創り上げていきたいと思います!

⭐️特典 
・年間10,000円以上ご寄付くださった方には、ふぇみ・ゼミU30の講義内容を録画でお届けします。
・さらに50,000円以上のご寄付をいただき、メールアドレスをご登録いただいた方には、ふぇみ・ゼミU30に加え、ふぇみ・ゼミの他の講座にも追加料金なしで参加していただけます。現在、「連続学習会:メディアを問い直す~ジェンダーと民主主義の視点から」や連続講座「引き裂かれる性と生殖の権利」(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ講座)など20回以上が対象です。一部対象外のものもありますので、詳しくは、申込サイト・HPをご覧ください。

<寄付・その他 ふぇみ・ゼミ口座>
PayPay銀行
支店名:ビジネス営業部
店番号005
預金種目 普通預金
口座番号 6295892
口座名義(漢字)一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
口座名義(カナ)シャ)フェミゼミアンドカフェ

7.問い合わせ

ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール
ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0045 北区赤羽1-59-9 ネスト赤羽207
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